石岡市との共創まちづくり推進第1回・石岡市市民憲章懇談会(2014年8月24日)石岡市内の中学生11名と茨城大学人文学部の学生6名で「第1回・石岡市市民憲章懇談会」を実施しました。 詳しくは石岡市のウェブサイトをご覧ください。 石岡市視察会(2014年5月7日)平成26年3月26日に地域連携に関する協定を締結した石岡市からの要請を受け、5月7日に石岡市との今後の事業を検討する目的で視察会を実施しました。 東日本大震災に伴う建物被害のため、市庁舎隣接の仮庁舎において石岡市から久保田市長公室長、加藤次長、塩畑課長補佐が、本学から、斎藤センター長、井澤副センター長、今村准教授(まちづくり企画運営部門 石岡市担当)が参加し、石岡市の概要、ふるさと再生プロジェクト、視察コース等の説明を受けた後、名所旧跡を中心に見学しました。 ◆舟塚山古墳 5世紀頃の築造で、全長186mの前方後円墳。その大きさは県内最大で、東日本でも2番目の大きさを誇るもので、実際に古墳に登りその大きさを実感。この古墳は、本学部 田中裕教授(考古学)が中心となり調査されたものであった。 ◆JR石岡市駅前 石岡市は、平成8年の文化財保護法の一部改正によりスタートした建造物等の登録制度で、築後50年を経過した建造物等を対象に「登録有形文化財」として登録。石岡地区の中町通りは、昭和レトロを感じさせる懐かしい佇まいの登録有形文化財が建ち並んでおり、この通りを中心に、12件18棟が登録された。
◆石岡VLBI観測装置 国土地理院が、日本周辺の位置の基準の決定や地殻変動の観測を目的として、パラボラアンテナを用いた測地 VLBI(Very Long Baseline Interferometry)観測を石岡市に設置した施設。この施設は出来たばかり、アンテナが驚くほど上下左右に素早く動き精度の高さを感じ、今後の観測で多くの発見が期待される。
◆茨城県フラワーパーク 700品種30、000株の世界のバラが咲き競うバラのテラスはまだ蕾みでしたが、200品種3、500株のボタンは、現在が花盛りで見事でした。園長に迎えていただき、園内を散策しました。 ◆茅葺き民家 のどかな八郷地区には、農村風景が残り80棟ほどの茅葺き民家が点在しているとのこと、私たちは、木崎邸を訪問。何層にも重なる茅の屋根は、年輪そのものでした。茅の張り替えの出来る後継者育成にも努力されていました。 ◆線香製作 江戸末期から続く技術を守り、水車を利用して作られる杉の線香を製作している駒村清明堂を訪問。筑波の峰から流れる清流を引き込み、杉の葉を時間をかけ製粉し、線香となる過程を見学しました。筑波の自然を利用し、いろいろな知恵や技術で1本の線香になっています。 ◆朝日里山学校 平成16年に廃校となった木造建築の小学校を利用して開設された体験型観光施設。校庭の藤棚が満開、昭和の懐かしい感じに心引かれる場所でした。 |